歌词

小さすぎる

君の部屋の窓からは

希薄な酸素と~

ざわめいた人込みのため息だけが

弛みなく

眠れぬ頭が悩ましい

笑いながら過ぎゆき

季節と共に

白く冷たくなってく

心は遠くて

子供の悲鳴の鳴き声も

多分ゲームとかＣＭとかの

そんなお子に何聞こえるのだろう

僕がいなくても

変わることなく

世界は回り続ける

君の瞳に僕は

どんなふうに映るの

優しくされても

素直になれない

僕らの眩しい記憶の中に

狡さと裏切りが

潜んでいた

来年こそは海に行こうねって君は

また今年も呟いて

虚勢を思い切り張って

他人を傷つける分だけ

弱い心は傷ついてしまう

僕がいなくても

君のところに朝はやってくる

時代が刻み涙をいつも忘れてゆく

寂しい時にも

笑顔を見せてきた僕らは

楽しく生きてゆくことにしかもう興味が

持てなくなる

前だけを見て歩き続ける

都市に花は咲かず

いらないものは残らず捨ててしまうように

たっだひとりの君さえ

自分より愛せない

僕の未来の夢はもう僕を傷つける

ものでしかない

ものでしかない

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• 秋吉契里